心理士には、禁句があります。

それは「お元気でしたかー」という一般的なあいさつと、

「おめでとうございます」という言葉です。


普通の人間関係で使う「お元気でしたか!?」という問いかけは、
クライエント様に対して使うことはできません。

なぜなら「元気なワケないから」です。

「元気なら、カウンセリングなんて、来るわけないから」です。

そんなクライエント様に対し、
気楽に「お元気?」というキーワードを使うのは、
デリカシーがありません。

基本一切使わない、というスタンスでいるべきです。


そして、

「最近婚約しまして・・・」
「最近結婚しましてー」
「最近妊娠しまして・・・」
「家を購入しまして・・・」
「最近転職が決まったんですけど・・・」

どれを聴いても、「おめでとうございます」と応答しては、なりません!!

クライエント様は、婚約したことで悩んでおられる可能性があり、
結婚したことによって悩んでおられる可能性があり、
妊娠したことによって悩んでおられる可能性があり、
家を買ったことで重苦しい気持ちになっている可能性があるのです。

「おめでとうございます」と言われたクライエント様は、
はっきり言って、相談しづらいです。→帰りたくなります。


「元気」と「おめでとう」という日本語は、基本、心理士の辞書にはないと思って下さい。

一般社会で使われる一般的な言葉のキャッチボールは、
カウンセリングでは適していません。

挨拶ひとつずつ、応答ひとつずつが、

自然な上に、超ハイレベルで配慮されているべきです。
 

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