「先生は、お仕事ではどうやら、完ぺき主義のようですね(笑)」と
コメントを頂くことがありました。

その通りです。

私はこのブログを、最初から、自戒の意味を込めて書いております。

書いている人間ですら、
完ぺきを目指しても、できないのです。

わかっていても、できるものではありません。

「知っている」ことと、「できる」ことは、違います。

これだけのものを目指していても、できないから、書いているのです。

どんなに鍛錬しても、
完ぺきなカウンセラー・完ぺきな人間には、決してなれません。

カウンセラーは、単なる人間なんです。

万能ではないのです。

けれど、完ぺきになれないからこそ、
せめて、こう在るべきつもりで、鍛錬して頂くことが望ましいのです。

私とて、現場で一人のクライエント様も害したことがない、なんて、
決して言えません。

お役に立てなかったケースが、たくさんあるのです。

自分が至らなかったケースが、たくさんあるのです。

真にわかってあげられていなかったケースが、たくさんあるのです。

だから、どうしても、しょっちゅう、自分が役立たずに感じ、
辞めたくなります。

わかっているのに、できないのです。

10年やっても、そんなレベルの自分に、嫌気が差します。

逆に、10年やったことで、下手になっている気がすることもあるくらいです。

だからこそ、私は可能な限り、初心に帰るようにしています。

そして、初心に帰って基礎から再び鍛錬するのです。

カウンセラーは、特段かっこよくもなんともありません。

やっぱり単なる人間でしかありません。

自己万能感を持っているカウンセラーは、恐ろしいです。

常に、自分は万能なんかではない、ということを自覚して頂きたいです。

どんなに鍛錬を積んでも、自分の能力を、勘違いしないで頂きたいのです。

過信というものは、大変恐ろしいです。

どんなに勉強し、どんなに臨床を重ねても、
全てのクライエント様に、パーフェクトに対応できるかのような錯覚を
決して起こさないで頂きたいと思います。

 

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